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- プレスリリース:【エクスウェアが組込みAIソリューションを提供 エッジAIで実現する新たなソリューション】
エクスウェアが組込みAIソリューションを提供
~エッジAIで実現する新たなソリューション~
エクスウェアは、3月よりインターネット環境を必要としないAI(人工知能)を活用した組込みAIソリューションを開始します。
組込みAIソリューションとは
エクスウェアが提供する組込みAIソリューションとは、様々なAI技術をRaspberry Pi (ラズベリーパイ) 等の基盤上で動作させて活用したソリューションです。すでに、会話エンジン(TalkQA)、顔認証エンジンなど様々なAIの組込みを実現しており、一般家庭の玩具から企業の業務システムまで様々な環境で利用でき、プライバシーの保護や、リアルタイム性の確保、持続可能性の担保が行えます。
特徴
インターネット環境を使わず、AIをエッジ(端末側)に置くことで、以下を実現しています。
- ■プライバシーの保護
IoTの普及によりインターネットへの接続を必要とするシステムが増え、個人情報以外に使用環境・会話情報、映像情報など様々なプライベートな情報が計測データとして取得されています。こういった問題に対して、インターネットを使わずエッジにシステムを集約することで、利用者のプライバシーを守ることができます。
- ■リアルタイム性の確保
クラウド環境ではインターネットを介しシステムに命令を行うため動作に時間か掛かります。その為自動車の自動運転制御など情報の遅延を許さず、リアルタイムな情報を必要とする環境では利用ができませんでした。エッジにシステムを集約することでタイムラグを無くし、リアルタイムでシステム制御が行えます。
- ■通信量・通信コストの削減
エッジで完結するため、全てのデータをクラウドへ送る必要がなくなり、通信量を必要最低限に抑えることができる為、通信量を大幅に削減することができます。
- ■持続可能性の担保
クラウドを利用している場合、ネットワーク障害の発生時はシステムの利用ができません。しかしエッジでシステムが完結しているとネットワークに依存することなくシステム運用ができます。
活用シーン
エクスウェアの組込みAIソリューションは玩具・一般家電から業務システムまで様々なシーンで幅広く利用でき、様々な課題を解決できます。
- ■玩具・家電の活用
玩具や、家電などプライベート情報の多く存在する空間で利用するシステムでは、プライバシーを保護し、ユーザーの信頼と安心を獲得することができます。
- ■自動運転などの制御システムの活用
車両制御や、外部情報認識システムのようなネットワーク障害や遅延が許されない環境でも安全にAI(人工知能)の利用が可能になります。
- ■多言語翻訳、医療機器などの活用
ネットワークを必要としない為ペースメーカーなどの植込み型医療機器への配慮ができる為、使用環境を選びません。
- ■工場、金融などの秘密厳守な現場の活用
センサーデータや管理情報を外部へ出すことができない現場でも、エッジで完結するので、情報の漏洩などセキュリティリスクを回避し、AI(人工知能)を活用してシステムを効率よく運用することができます。
- ■企業での活用
IoT化により膨大なデータをクラウドで処理している場合、処理ごとに通信コストが発生します。エッジで完結すると通信量・通信コストの低減が図れます。