Pepperは、家庭用のPepperが展開され始めた際に、技術部門が1台目を購入しました。 その後、Biz Pepperのサービスが始まったので、ユーザー部門でもう1台導入しました。 ユーザー部門は、具体的に何かの課題を解決しようと決めていたわけではなく、起業家精神旺盛な部門なので、「Pepperを使って何かできるかも?」という感じで導入を決めました。 また、新しい技術をいち早く導入することにより、今後の利用の可能性を、社員一人一人が身近に感じ・考えてもらえるのではないかという期待もありました。
当初は、Choregrapheでのプログラミングを自社で行ったりしていたのですが、 ちょっと複雑な製品説明やMC等を行うためには、外部の開発ベンダーに委託して作成していました。開発ベンダーに委託すると、細かいところまで作りこめるのでよい反面、費用がその都度かかってしまいます。こうなると、社内会議でちょっと試すというのは難しくなってしまいます。 そのため、手軽にコンテンツの作成ができるappが出てくると、とても便利になりました。
現在は、製品説明やミーティングのMC等については、ペップレ等のappを利用し、 簡単にコンテンツを作成・変更等しています。コンテンツは複数用意し、 参加者の状況や反応を見ながら、その時々に合ったコンテンツに入れ替えられるようにしています。 また、タッチパネルが利用できるようになってからは、興味のあるコンテンツを 参加者が直接選択し、必要な情報にダイレクトにアクセスしていただけるようになりました。 今のところはまだ、Pepperの目新しさも手伝ってか、興味のあるものだけでなく、 すべてのコンテンツをタップされる方も多いのですが、Pepperの目新しさといった一面が一段落すると、参加者がどの情報に興味があるのかが明確になるのではないかと思っています。 今後は、アンケート等を実施し、Pepperならではの情報収集も行いたいと思っています。
将来的には、Pepperの機能をフル活用したアンケート等を実施し、 今までとは違った多面的なユーザーニーズの把握をしたいと思っています。 また、AI等との連携についても模索し、Pepper単体でなく、社内外との新しいコミュニケーションにも挑戦したいと思っています。