日本保険薬局協会が展示するのは「近未来の薬局」です。
いかに多くの方へ「近未来の薬局」として思いを伝えるか、薬局の良さを知ってもらうかを考えた時、アイデアとして挙がったのは Pepper でした。
Pepper を使って、「近未来の薬局」を伝えよう、と。そこで、Pepper にプレゼンターをお願いすることになりました。
しかし、そこで課題になるのは Pepper のタブレットサイズです。展示会会場は広いため、伝えたい情報をお客様へプレゼンするには大画面が必要ですが、情報を表示するのにPepperの胸のタブレットを使用するのはやはり現実的ではありません。
どうすべきか思案していたところ、エクスウェアさんの「ペップレ」を知り、お声掛けしました。
今回の展示では、入り口から入ってすぐの場所に90インチモニタを設置して Pepper でのプレゼンを企画していましたが、「ペップレ」を使用することで、Pepper にプレゼンをしてもらいながら大画面を用いてお客様へ情報を提示できました。
事前の準備もスライドとセリフを設定したファイルのみでしたので、非常に助かりました。3日間の長丁場でしたが、一度も間違えることなくプレゼンしてくれたのはさすがです。
薬剤師の方以外にも多くの関連業務の方にもプレゼンに興味を持っていただき、改めて Pepper への注目度の高さを感じました。
いまのところ、人間同士で会話したり、対応する方がスムーズなのは確かです。
しかし、人間相手であるが故に生まれてしまう「壁」があることもまた事実です。人間が難しい顔をして説明するよりロボットが説明していた方が、気兼ねなく話しかけることができる、素直に受け取ることができる。
そういう面も確かにあるのではないかと考えています。今回の展示会でも Pepper だからこそ足を止めてくださった方も多く、お客様へ情報を伝える手段の一つとして確かな手応えを感じました。